「イタリア留学を就職に結び付ける方法」

    (イタリア語スピーチコンテスト観戦記(1998年11月28日、浜離宮朝日小ホール、
    日伊協会主催会場にての体験者の談話より)

    リチャード・ジノリ、フリージャーナリスト、フェラーリ各社に勤務中のパネリストの体験談。

    1)驚いたのはお三人とも習いはじめて1年弱で留学したことです。イタリア語マスターするには
      なるだけ早く現地に行く方がいいということでしょうね。

    2)イタリア語学習そのものが目的ではなかった。(自動車、テキスタイルなどへの関心。)

    3)英語ができる。(在日の伊系会社はトップがイタリア人でもスタッフは日本人なので会議
      には英語が使われる。だからイタリア語だけしか出来ない人は役に立たない。)

    *その後何度か、このコンテストを見に行きましたが、回を追うごとに参加者の
     レベルが向上しています。一昨年のコンテストには、我が家にスティしていたベネちゃん
     も同道しましたが、参加者の中にラジオ講座だけでイタリア語をマスターしたというお医者さんが
     いました。ベネちゃんは「ラジオ講座だけであれだけ話せるようになるなんてスゴイ!!」と感心
     していました。いささかマンネリ状態の私には羨ましい方でした。その持続できる情熱が。
     
    **イタリアに行って、本を書いた知人、イタリアから帰って旅行社からアパレル業界に就職した
     人もいます。(小さな旅行社では正社員になるのが難しいらしい。)子連れで留学し、今では
     イタリア語関係の番組の脚本を書いている人も。たたけよ、さらば開かれんという事でしょうか。

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